やあやあ、ぼくはアモ!
ぐるぐる巻きの殻がチャームポイントのアンモナイトだよ。今日は、ぼくの先祖たちがどんな時代に生きて、どんな種類がいて、どうして絶滅しちゃったのか…いっしょに探ってみよう!
アンモナイトが生きていた時代って?
まず、アンモナイトが活躍していたのは**古生代のデボン紀(約4億年前)**から、**中生代の終わり(約6600万年前)までの長~い時間。特に有名なのは中生代(ジュラ紀や白亜紀)**で、恐竜たちと同じ時代を海で泳いでいたんだ。
🌀アモくんの豆知識
中生代は「アンモナイトの黄金時代」とも呼ばれていて、海のいたるところにぼくたちの仲間がいたんだよ!
アンモナイトの種類はどれくらい?
アンモナイトの種類は1万種以上とも言われているよ。大きさも形もさまざまで、小さなものは数センチ、大きなものでは直径2メートル以上になるものも!
ぐるぐる巻きの殻が有名だけど、実は…
- ヘテロモルフ(異形)アンモナイトといって、真っ直ぐな殻やジグザグ形の殻を持つ仲間もいたんだ。
- 例えば「ニッポニテス」という日本で見つかった種は、変な形の殻で有名だよ。
なんでアンモナイトは絶滅しちゃったの?
アンモナイトは約6600万年前の大量絶滅(K-Pg境界)で恐竜たちと一緒に絶滅したよ。その原因として有力なのが…
- 巨大隕石の衝突(メキシコのチクシュルーブ)
- それに続く気候変動や海洋環境の激変
プランクトンなどの餌が減って、卵から成体になるまでに時間がかかるアンモナイトは、生き残れなかったんだ…。
🌀アモくんのつぶやき
ぼくらは環境の変化にちょっぴり弱かったのかもね…。くやしい!
アンモナイトに近い現代の生き物って?
よく「オウムガイ」がアンモナイトの生き残りって言われるけど、実はちょっと違うんだ。
アンモナイトは「頭足類(とうそくるい)」ってグループに入るけど、その中でも進化の系統が違うんだよ。
現在で一番近いのは…
- イカ
- タコ
- ヒダリマキガイなどのコウイカの仲間
オウムガイは、もっと原始的な仲間で、ぼくらのいとこのいとこのいとこぐらいの関係!
アンモナイトは「オウムガイと全然近くない」って本当?
うーん、「全然」ってほどじゃないけど、オウムガイとは進化のルートが分かれてるんだ。
見た目は似てるけど、内部構造や殻の作りも違うよ。たとえばアンモナイトは「縫合線(ほうごうせん)」っていう複雑な模様が殻にあるけど、オウムガイはもっとシンプル。
🌀アモくんのチェック!
見た目が似てても、進化の道は違うんだ。化石やDNAを調べると、その違いがはっきり分かるよ!
まとめ:アンモナイトはこんな生き物だった!
- 約4億年前~6600万年前の海に生きていた
- 種類は豊富で、形もさまざま!
- 恐竜と同じタイミングで絶滅
- イカ・タコが現代で一番近い仲間
- オウムガイは見た目が似てるけど、遠い親戚!
アンモナイトって、見た目だけじゃ分からない奥深さがあるんだ。
これから化石を見つけたときは、「どんな環境で生きてたのかな?」ってちょっと想像してみてね!
それじゃあ、また海の底から、アモがお届けしました~!
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