やっほー!アモだよ。今日は「日本固有の動物」について、キミと一緒に見ていこう!
え?「固有種(こゆうしゅ)」ってなに?って?
うんうん、そこから説明するね!
◆ 固有種ってどんな動物?
アモ:
「固有種」っていうのは、ある特定の地域にしかいない動物や植物のこと。たとえば、日本にだけいる動物なら「日本固有種」っていうんだよ。
世界中を探しても、日本でしか見られない!っていう、とっても貴重な存在なんだ!
◆ 日本固有の動物って何種類くらいいるの?
実は日本は、世界的に見ても固有種が多い国なんだって!
環境省や研究機関によると、哺乳類・鳥類・両生類・爬虫類などを合わせて、
- 約100種類以上の日本固有種の脊椎動物が知られているんだ!
中でも特に固有率が高いのは…
- 両生類:約70%以上が固有種!
- 哺乳類:約30%以上が固有種!
たとえばこんな動物がいるよ:
- ニホンカモシカ(日本全国の山地に生息)
- アマミノクロウサギ(奄美大島と徳之島だけ!)
- ヤンバルクイナ(沖縄本島北部だけ!)
- オキナワトゲネズミ(これも沖縄の固有種)
- ニホンザル(日本固有のサル!)
◆ なぜ日本に固有の動物が多いの?
アモ:
それはね、日本の地理と歴史に理由があるんだ!
🔹 島国だから
- 日本は海に囲まれた島国。
- 昔は大陸とつながっていたけど、氷河期が終わって海に隔てられたことで、動物たちが閉じ込められたような状態に。
- その中で独自の進化をとげたんだ!
🔹 気候や地形が多様
- 北は北海道の寒い地域、南は沖縄の亜熱帯。
- 山も海も多くて、いろんな生態系があるから、地域ごとに異なる動物が進化しやすいんだ!
◆ 固有種はどこに分布しているの?
アモ:
実は、日本の固有種の多くは「島や山奥」に集中してるよ!
● 分布の例
- 奄美大島・徳之島:アマミノクロウサギ、ケナガネズミなど
- 沖縄本島北部(やんばる):ヤンバルクイナ、ノグチゲラ
- 屋久島・対馬・伊豆諸島:特有の昆虫や両生類が多い
- 本州の高山地帯:ニホンカモシカ、ライチョウ
島や山の中って、人の影響が少ないから、古い生態系がそのまま残ってるんだって。
◆ 絶滅の危機はあるの?
アモ(しょんぼり):
うん……。多くの日本固有種は絶滅の危機にあるんだ。
原因は…
- 森林伐採や都市開発
- 外来種の侵入
- 気候変動
- 交通事故
たとえば…
- ヤンバルクイナやアマミノクロウサギは環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されてるよ。
保護活動や国立公園の整備、外来種の駆除などで守ろうとしてるけど、まだまだ大変なんだ。
◆ まとめ:固有種は日本の宝!
アモ:
日本固有の動物たちは、長い時間をかけて進化してきた自然の奇跡なんだ!
- 約100種類以上の固有種がいる
- 島国であることが進化のカギ
- 島や山奥に多く分布
- 絶滅の危機にある種も多い!
だからこそ、**「知ること」「守ること」**がとっても大事だよ。
ボクたちの身近にも、知られざる「日本の宝物」がいるかもしれないね!
※この記事は2025年7月現在の情報に基づいています。
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